人生にいったい何があった?貴男!

■6/11: 友人に誘われてオリジナル・ラブ人見記念講堂
夜のヒットスタジオに出演し「接吻」を歌った時、
曲はおしゃれだが表情は今にも唾を吐きそうなパンクスのそれであった、
あの我らが田島さんは、
あれから24年の歳月を経て、捨て身のおじさんエンターテイナーになっていた。

「お前の人生、いったい何があったんだ!貴男!?」

思うに、音楽というメディアが金にならなくなった絶望の時代に齢50を超え、
あの、音楽が好きで好きでしようが無い人は、
もういっさいのしがらみを捨て、自分の好きな音楽を恥じも外聞もかなぐり捨ててやり通そうと、
聴きに来てくれる聴衆に心を開き、自分の全てをさらけ出そうと、
そう、覚悟を決めたのであろう。
キヨシローが逝ってしまった痛みを超えて...

「○チガイの音楽をやってる人がここにも、もう一人いたよ」
私の褒め言葉をささげます。