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■喉に違和感を感じたと思ったらそのまま発熱し、数日間38~39℃を維持。
ウイルスと闘っているのか、鼻水とたんの分泌がとまらず。
火曜日午後、水曜日と会社をお休みして症状緩和したが以前として風邪ぎみ。
そのまま法事(新盆)を終えたものの、疲労感(おそらくウイルス退治による消耗)と呼吸の苦しさが残る。
流石に54歳ともなると体力が免疫力が劇的に落ちたものである。
根本からの体質改善が必要。
■気を取り直して
購入したレコード
「モア・スタッフ」スタッフ 国内盤
「コミュニケ」ダイアー・ストレイツ 国内盤
「Inspiration Information」Shuggy Otis (赤ヴィニールReissue 盤)
「スリー・カルテッツ」チック・コリア
スタッフ、ダイアーストレイツともに40年前に発売された国内盤ながら音が良い。録音も演奏も良い。
オーディオフィルによる地味な国内盤ブームがやってくるであろう。。。
■アンプを・・・
MA5100からC11+MC240に替え、プレイヤーを10cmぐらいの碁盤の上にセットし、
碁盤の下には除振ゴム4箇所とブロック2個。水準器で平行出し。
フォノイコやMC240の下にも除振シート。
この程度のことでもかなり音が変化した。
チェック用レコードはローウェル・ジョージの「特別料理」。こちらも40年前の国内盤だ。
立体的な音像で奥行き感を確認し、打楽器のキラキラした音でチェックするのだ。
■SHISHAMO旅〜J-WAVE SPARK LIVE vol.3. @CLUB CITTA
■SHISHAMO旅〜J-WAVE SPARK LIVE vol.3. @CLUB CITTA
槍ヶ岳下山翌日、ぼろぼろになりながらも「夏のSHISHAMOはこれが最後だ」と決死の覚悟で臨む。
例によって舞台下手、松岡ポジションを確保するも、クリープハイプ先輩の出番が先でおじさん、約一時間、ひざ関節痛に苦しみながらも忍耐。
やがて「Urawa City」が鳴り響き、表情を変えずにやや遅れて登場の朝子は貫禄あるな〜。
しかしこの日のLiveは冒頭「ボーイズENDガールズ」のカバーに尽きるだろう。
胸が搔き毟られるような朝子嬢の唄、かなりリハをしたであろう心のこもった演奏、そして松岡さんのキュートなコーラスに陶然となる。
アンコールも競演も無くてそっけなかっけど、今時こんなもんかもね。
終演後、からだがボロボロで、足を引きずりながら川崎駅の階段を登りました。
大阪野音に始まり、チッタで終わる。。。
いや〜、良い夏だったわ。。。。
SHISHAMO旅〜日比谷野外音楽堂編
■SHISHAMO旅〜日比谷野外音楽堂編(だいぶ時間が経ってしまった)
野外でビールの飲みながらShishamoを観れるなんて最高の夏だな〜とボンヤリしていると
Theピーズがフェイド・アウトし、いきなり鳴り響く我らがバンドのテーマ曲。
なんと客席をものすごい速さで疾走していきなりセンターステージに登壇し、「恋」からスタート。
遠くで聞こえる蝉の声。
老若男女、観客の幸せそうな笑顔をみるとこちらも多幸感に包まれる。。。幸せフィードバック現象。
アコースティックセットで「みんなのうた」を演ったのだが、
朝子さんの思い切りの良いギター・カッティングがバンドの推進力であることを確認。
松岡さんの素晴らしいタイム感、美冴貴嬢のデイヴ・グロールのようにタイトなビートと相まって
唯一無二の生き生きとした音楽が生まれるのであった。
久々のメニューは「彼女の日曜日」と「ともだち」...
ただでさえあれこれと忙しいのに、こんな難しい曲やるわ、
大阪野音から演出を変えるわ、アコースティック・セットで普段やらない曲やるわ、
なんなんでしょうか?
この困難な道を敢えて行かずにはいられないという(朝子の)気質は。
そういうとこに惚れる訳だが、疾走しすぎてバラバラになってしまうのではと心配してしまう。
どうかたまにはゆっくり休んで下さい。
SHISHAMO旅〜7/1大阪野外音楽堂
■SHISHAMO旅〜7/1大阪野外音楽堂 「巨人」宮崎朝子の雄姿に戦慄
「ハピパ!今日が最高の一日になりますように」と朝子さんからバースデー・メールを受領
雨の予報から一転、見事な晴天となり、「そりゃ、最高の一日になるでしょ!」と
ディスクユニオンから大阪城までタクシーを飛ばす。
朝子さん、短パンにたるたるのタンクトップ、寝床からそのまま出てきたみたいな姿で登場...
一瞬、半裸かとおじさん、びっくり...。
しかし演奏と歌唱は圧巻のひとこと。
一曲終わる度、拍手の前にいったん観客が息を飲むような間あり(シシャモ・バキューム現象)。
雰囲気オルタナティヴな曲調と音圧だけで勝負するバンドは多々あれど、この大衆性の中での凄みは異質だな〜とほれぼれ。
本公演、わたくしへの最高のバースデー・プレゼントはアコースティック・セットで
「花」を演ってくれたことでした。
コーラスKey合わせの一音を聴いた瞬間に「あれをやるのか!」と大涙。
おじさんはこころからありがとうと言いたい。
アンコールが終わり、客先へピックを投げた後、胸を張り真顔で捌けていく朝子...
わたしはそこにサキソフォンならぬ「テレキャス・コロッサス」の雄姿を見たのであった。
しかし大阪野音っていいね...これでビールさえ飲めればね。
(それは次の日比谷でのお楽しみ)
人生にいったい何があった?貴男!
■6/11: 友人に誘われてオリジナル・ラブ@人見記念講堂へ
夜のヒットスタジオに出演し「接吻」を歌った時、
曲はおしゃれだが表情は今にも唾を吐きそうなパンクスのそれであった、
あの我らが田島さんは、
あれから24年の歳月を経て、捨て身のおじさんエンターテイナーになっていた。
「お前の人生、いったい何があったんだ!貴男!?」
思うに、音楽というメディアが金にならなくなった絶望の時代に齢50を超え、
あの、音楽が好きで好きでしようが無い人は、
もういっさいのしがらみを捨て、自分の好きな音楽を恥じも外聞もかなぐり捨ててやり通そうと、
聴きに来てくれる聴衆に心を開き、自分の全てをさらけ出そうと、
そう、覚悟を決めたのであろう。
キヨシローが逝ってしまった痛みを超えて...
「○チガイの音楽をやってる人がここにも、もう一人いたよ」
私の褒め言葉をささげます。
SHISHAMO旅〜松岡彩の瞳
■SHISHAMO旅〜松岡彩の瞳
札幌から松山〜仙台と私のSHISHAMO旅は続き、ついにライブハウス編「甲府KAZOO HALL」へ。
なぜこのような辺鄙な場所にあるライブハウスが選ばれたのか不明だが(失礼)、
おじさん、メルセデスを駆り中央道で一路甲府へ。1時間半で到着。
整理番号は51番で前から2列目、当然 松岡さんポジションを確保。
若い子達に混じっても、もうこの際気にしない。
可愛い入場のBGM(オリジナル?)が鳴り響きメンバー登場。
まだ照明が点く前、間近で見て衝撃を受けたのは演奏開始直前、松岡さんのものすごく怖い眼差しであった。
...これは「鬼の目」だ。
あのヘラヘラと笑っている時のやさしげな表情とは正反対の、青白い炎のような瞳。
この娘はプロフェッショナルあらんとし、人生を賭けて何かと闘っているんだなと思い知らされました。
朝子に厳しく躾けられているのかもしれないが...
「中学生女子が見たら怯えて泣くよ〜」
こんなに真剣に音楽に向き合っている子たちの演奏が悪いわけがない。